あどけない恋
- 2013/07/14
- 20:00
あどけなさ残る作業着姿の少年とショートパンツ姿の少女が繋ぐ手と手。夕闇迫る河川敷をゆっくり歩いてく。時々互いに見つめ合って笑ったり、互いにしか聞こえないほど小さな声でおしゃべりしたり。願うよ、いつまでもその手が繋がれていますようにと。寡黙な川風だけが純愛の間をすり抜けていった。
(139文字)
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- テーマ:ショート・ストーリー
- ジャンル:小説・文学
- カテゴリ: 恋
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